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ある体験から学んだ、向き合い方―「依存しないためのスピリチュアル体験記④」
こんにちは、広島のヒーリングサロン、アンジェルークです。
※この記事は、霊能者やスピリチュアルそのものを否定する目的で書いているものではありません。見えない世界を信じる気持ちや、学びを求める姿勢は大切なものだと考えています。
その上で、過去の体験を通して感じた「距離の取り方」について記録しています。
■恐怖が先に来るスピリチュアルには要注意
スピリチュアルな体験というと、「癒し」や「安心」を思い浮かべる人が多いかもしれません。
けれど現実には、恐怖や不安が先に現れるケースも少なくありません。
私は過去に、霊的な世界を学ぶ講座を受けていた時期があります。
それまで霊感があると感じたこともなく、金縛りの経験すらなかった私が、
受講を始めてしばらくすると、夜になると強い恐怖を伴う体感を覚えるようになりました。
眠りにつこうとすると部屋のドアの外に何者かの気配を感じ、それがドアを通って中に入ってきて、顔の近くまで迫ってくる感覚がありました。
また、一人ではなく複数の存在が周囲にいるように感じることもあり、安心して眠れない日が続きました。
この体験を相談すると、
「神の世界を学ぶ前には、魔の世界を知らなければならない」
「これは学びの過程で起きるものだ」
と説明され、手製のお札のようなものを渡されました。
それを持つようになると、恐怖の体感は収まりました。
当時の私は「助けてもらえた」「守られた」と感じましたが、
今振り返ると、ここにはとても分かりやすい構造があったと感じています。
恐怖が先に与えられ、その恐怖を和らげる対処法が同じ相手から提示される。
すると、人は自然とこう思うようになります。
「この人がいないと危ない」
「この人の言うことを聞かなければならない」
これはスピリチュアルに限らず、あらゆる分野で使われてきた心理的な構造です。
恐怖 → 保護 → 権威、という流れができあがると、冷静な判断は難しくなります。
ここで大切なのは、霊的な体験が本物か偽物かを決めつけることではありません。
注目してほしいのは「その体験が、あなたを不安定にし、誰かへの依存を強めていないか?」という点です。
健全な学びや関わりであれば、本来、次第に安心感や自己信頼が育っていくはずです。
恐怖が強まるほど相手に頼らなければならなくなる関係は、霊的であれ、心理的であれ、とても危うい状態だと私は思います。
スピリチュアルな世界が危険なのではありません。
恐怖を入口にして人を導こうとする在り方が、危険なのです。
もし今、
✅不安が強くなっている
✅自分で判断するのが怖くなっている
✅「この人に従わないと大変なことになる」と感じている
そんな状態にあるなら、一度立ち止まってみてください。
霊の存在を信じていてもいい。
けれど、恐怖の中で下された選択は、あなた本来の意思とは言えません。
スピリチュアルは現実を生きる力を取り戻すためのものであってほしい。
私はそう思っています。
(・・・続きます)
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